養護教諭を目指して、本校で教育実習に取り組んでいる実習生の研究授業が行われます。
1年生の学級活動「わたしのて ぴかぴかだいさくせん」です。
「どんなときに手を洗う?」
「手を洗わなかったら、どうなるの?」
先生の問いかけに、子供たちが手をあげて意見を言います。
手には、目に見えない”ばい菌”がついていて…
手をきれいに洗わないと…
お腹をこわしたり病気になったりすることを知っているようです。
そこで、手洗いの大切さについて指導するため…
実習生がモデルとなり、”ばい菌”に見立てた蛍光剤を手に塗ってかんたんに水洗いし…
ブラックライトに照らしてみると、手のひら全体が青白く光り、きれいに洗えていないことが分かります。
指の間や爪の先など、特に汚れがひどかった場所を確認して…
実習生が、再度、せっけんを使って丁寧に手洗いをすると…
ブラックライトに照らしても、肌色に見えるようになりました。
手の洗い方による効果の違いを、視覚的に捉えることができ・・・
子供たちは、手洗いの大切さを…
改めて理解したようです。
子供たちが、問題意識をもったところで…
「あわあわ手あらいのうた」に合わせて…
手の洗い方について指導します。
「♫おねがい おねがい カメさん カメさん♩」
「♪あの三角のお山の上で…♬」
音楽に合わせて、手洗いの練習をします。
上手になったら…
いよいよ実践です。
蛍光剤をもらい…
手をすり合わせて…
まんべんなく塗り広げます。
ブラックライトで確かめてみると…
確かに手全体が青白い!
はたして、きれいになるのでしょうか?
「あわあわ手あらいのうた」を思い出しながら…
手のひら、手の甲、指の間…
爪の先、親指、手首と洗っていきます。
ブラックライトで見てみると…
どの子供もきれいに洗えていました。
実習生も、授業の手ごたえを感じることができたようです。
授業後の休み時間には、トイレ前で丁寧に手洗いする子供の姿が…
手首まで、しっかり洗っています。
今日の学びが、日々の実践に結び付けばと願っています。