5年 田植え体験
学校に隣接した「米ニュケーション田゛」で、5年生が田植え体験を行います。
地域の方から提供いただいている田んぼです。
JA高岡青年部の方々が、朝早くから準備を進めてくださっていました。
田植えに使う苗も準備万端!
田んぼに升目を刻む”ころがし”も準備してあります。
5年生がサブグラウンドに整列して、開会式が始まります。
JA高岡の方から話を聞いて…
苗の植え方について、教えていただきます。
続いて”ころがし”体験…
4人一組になって転がしてみますが…
なかなかまっすぐには進みません。
息を合わせて「せーの!」で転がすのがコツとのこと…
昔の人は、大変だったということを早くも実感!?
もちろん先生も経験がないので、子供といっしょにやってみます。
要領が分かったところで、田んぼに移動です。
田んぼでは、”ころがし”での升目の付け方を実演してくださいました。
”ころがし”に挑戦する代表の子供たちが、おっかなびっくり田んぼの中へ
転がしてみると、なかなかいい調子…
きれいな升目を付けることができました。
いよいよ苗を手にして…
田植えを始めます。
植えるポイントは、”ころがし”で付けた線が交差しているところです。
2株ずつちぎって植えるのがよいと教えてもらったのですが…
それも、案外難しい…
腰を曲げての作業なので…
なかなかつらく、地味な作業です。
田んぼの泥に足を取られて…
升目を消さないように移動するのも一苦労…
それでも、子供たちは生き生きと活動に取り組み…
貴重な体験を楽しんでいるようでした。
田植えは、とても大変な作業ですが…
これも、88あると言われる米作りの手間のたった一つにすぎません。
ふだん何気なく口にしているごはんのありがたさを…
身に沁みて感じることができたのではないでしょうか。
機械化されるにつれて、省力化が進んでいるとは言われますが…
米作りに携わる農家の方々の苦労にも思いをはせて、ごはんをいただきたいものです。
閉会式では、代表の子供がお礼の言葉を伝え、全員のあいさつで感謝の気持ちを表しました。
登下校時に、育っていく苗を見守りながら、秋の収穫を楽しみに待つことになります。
ご協力いただきましたJA高岡青年部のみなさんに深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。