6年生 ICT活用

6年 社会「江戸幕府と政治の安定」

江戸時代、人々は身分に応じて、どのように暮らしていたのでしょうか?

江戸幕府は、全国の人々を武士や百姓、町人などの身分として位置付け、暮らしに見合った負担をさせていました。

江戸時代の人口の80%以上は、百姓でしめられていたとされ…

百姓は農村や山村、漁村に住み、収穫の半分にもなる重い年貢を納めたり、いろいろな力仕事をさせられたりしたといいます。

今回は、年貢の納入や法令違反者の監視について連帯責任を負わせるために…

江戸幕府が導入した”五人組制度”について話し合います。

子供たちの学習専用端末には、”幕府目線”や”百姓・商人目線”などから見た…

課題に対する一人一人の考えが一覧で表示され、”他者参照”できるようになっています。

このように多様な見方・考え方を、教室全体で共有しながら…

江戸幕府が、巧みな制度で、様々な人々を統治していたことを理解していきます。

幕府は広大な領土を直接統治するのが難しかったため、地域住民同士で監視し合う仕組みを作ったといいます。

「もし自分が百姓で、”五人組制度”がなかったら、逃げ出すだろうな…と思う人?」

子供たちは、正直です。

最後に、学習専用端末を使って、振り返りを記入します。

子供たちは、自分事のように考えることで、百姓の苦しい暮らしぶりや…

江戸幕府の様々な制度による統治の仕組みについて考えることができたようです。

入力した振り返りは、一覧表にもリアルタイムで表示されるので…

学級の友達がどう感じたのかも参考にしながら、学びを深めていました。

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