4年生

4年 算数「およその数の表し方と使い方を調べよう」

4年生の算数では、市の人口や図書館の冊数などの大きな数は…

決められた位で”四捨五入”して、「約」を付けて”概数(およその数)”で表すことがあることを学びました。

今回は、四捨五入して”概数”にする前の”もとの数”の範囲について考えてみます。

四捨五入して約 120kgなるのは、何kgから何kgの間でしょうか?

四捨五入して十の位までの”概数”にしたとき、120になる整数の範囲を、ノートに貼った数直線を参考にまとめます。

1の位で”四捨五入”して120kgになる重さの範囲は、「115kg以上 125kg未満」です。

「115kg以上」は、115kgと等しいか、それよりも重いことを表します。

「125kg未満」は、125kgより軽いことを表し、125kgを含みません。

「125kg以下」とすると、125kgも含まれてしまうので、1の位で”四捨五入”したときに、120kgにならない場合が出てきます。

数の範囲を表す言葉として、「以上」「未満」「以下」の意味を正しく理解する必要があります。

「このクラスで9歳以上の人?」「では、9歳以下の人は?」

「10歳未満の人はだれ?」「10歳以上の人はいる?」…

自分の年齢に当てはまる場合は手をあげて、言葉の意味を確認していきます。

算数の学習においても、言葉の意味を理解して正しく使えることは大切な力です。

一つ一つ丁寧に指導することで、目的に合った数の処理の仕方を考える力を養っていきます。

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