子供たちが、学習専用端末に書き込んでいます。
室町幕府の第3代征夷大将軍の”足利義満”が、金閣寺を造った理由は?
一説によると、改築にかかった経費を現代に換算すると…約400億円!とも…
そんな大金をはたいてまで、造りたかったわけは?
金で造った別荘で自分の力の大きさを見せたかった…
お金があるところを室町の人に見せつけたかった…
子供たちは、思い思いの考えを学習専用端末に書き込んでいます。
考えがまとまったら、班の友達と共有です。
互いの考えを聞き合うことで…
自分の言葉で伝える機会も生まれるし…
友達の考えから、自分の考えを見直すチャンスにもなります。
一方、第8代征夷大将軍の”足利義政”は、銀閣寺に80億円しかかけられなかったのはなぜか?
これについても、子供たちが考えを共有します。
当時は、応仁の乱が終了した直後で、京都の経済は疲弊していた事実が浮き上がり…
幕府の統制力が大きく失われていくきっかけになったことが分かってきます。
栄華を極めた室町幕府の衰退について考えをまとめます。
このように、現代に残る文化財からも…
歴史の流れを読み取ることができます。