5年 宿泊学習④
夜のプログラムは、「キャンドルサービス」
”火の女神”からいただいた火を燭台に分けていきます。
たった一つだった火は、たくさんのろうそくに分けられ、室内を薄暗く照らします。
司会の子供の言葉で、厳かにセレモニーが進行していきます。
いよいよ火が一人一人の燭台に渡されていきます。
子供たちは、となりへとなりへと火を送ります。
今や、学校の家庭科室も、IHコンロです。
オール電化が進み、日常的に火を見ることがない子供もいるでしょうか?
改めて火を見つめることで、その美しさに、心惹かれたようです。
”火の女神”からは、火の便利さと怖さをしっかりと理解して…
大切に安全に使わなければならないと話がありました。
最後にみんなで「今日の日はさようなら」を合唱して、キャンドルサービスを終えました。
火の後始末は、一人一人が責任をもって行います。
子供たちは、幻想的な雰囲気を十分に楽しんだようです。
次に、今日の振り返りを行います。
どんなことを感じたのか…考えたのか…
班ごとに頭をつき合わせて、思いを伝え合います。
各班で話し合ったことは、学年全体で共有します。
友達に助けてもらったこと…やさしい言葉をかけてもらったこと…
ともに活動する楽しさ・・・協力できた喜び・・・
一人一人の中にたくさんの学びがあったようです。